創業者 三浦庚午(みうら こうご)先生の思いを受け継いで
税理士法人未来会計を知るには、創業者三浦庚午先生の経営理念を抜きにしては語れません。今なお、その哲学は引き継がれています。生まれは昭和5年4月8日、新潟県佐渡島の相川の出身。新潟県や埼玉県で税務署の調査官を経験した後、昭和47年、税理士となり、顧問先の繁栄を我が喜びとし、顧問先の発展のため常に日々邁進してきたのはご存知の通りです。
その正義感や熱心さ、そして先を見据えた考え方や方針には賛同される経営者の方が非常に多く、当社と顧問契約を希望される方は特に募集をかけるわけではないのに顧問先の紹介等で今なお増えつづけています。
多くの方は、先生を頑固一徹、言い出したら絶対きかないと言います。
しかし、必ずその後に「でもありがたかった」と言ってくれます。皆さんそれは自分達のことを真剣に思ってくれてのことだと分かっているからです。ですから、三浦先生に怒られたり、怒鳴られた経営者の方も大勢いらっしゃると思いますが、それは愛情の裏返しだと皆、口を揃えておっしゃってくれます。あんなに情に深い人はいない、我々職員から見てもそれが伝わってきます。
そんな三浦先生が平成18年11月29日午前9時に亡くなりました。享年76歳。
かねてから先生は、会計事務所の業務の質の向上のため、そして、税理士業界は最早、個人で行う時代ではなく、集団、組織としてやらねば生き残れない時代が間もなくやってくるという危機感をもっておられました。幸い、事務所には補助税理士が2名おりましたので、平成15年の税理士法改正をきっかけに早く税理士法人設立を、と考えるようになっていきました。ところが、その頃から体調を崩しがちになって、入退院を繰り返すようになり、4年間の闘病生活もむなしく、法人設立の夢を果たせないまま、先生は永眠されました。
我々職員にできること、それは先生の遺志を受け継ぐこと。 具体的には職員全員が顧問先第一の理念で顧問先に接することです。
そして全力で顧問先1社1社を守り抜くことだと思っています 。
平成18年12月税理士法人を設立致しました。
もう少し早く設立していれば・・・、今なお後悔が残ります。
創業者 三浦庚午先生の行動理念
誠:誠実だけが信任を得る唯一の道と知れ
愛:苦言を呈するほどの厳しい愛を持て
自利利他:会計人なら、職員や関与先、社会のために精進努力の生活に徹すること、それがそのまま自利すなわち本当の自分の喜びであり幸福なのだ